阿蘇神社をあとにして
一路黒川温泉をめざします
復興割をつかったパッケージで予約したのは
温泉街から少し山へはいった
樹やしきという宿
大自然の中にひっそりとただずみ
さながら一軒宿
黒川温泉にはこのような宿が
渓流にそって点在しています
フロントと本館、離れを結ぶ渡り廊下も
いい雰囲気
夕飯まで時間がたっぷりあったので
ゆっくりお湯につかって
リラックスできました
美味しい食事のあとはラウンジで一杯!
昼間は広々としたガラス越しに久住の山々が見渡せ
夜になると周辺がかなりの明るさでライトアップされて
幻想的な雰囲気をかもしだします
明かりに誘われて飛んでくる虫たちを
こうもりが狙って飛び交い
なんだか舞台をみているよう
素敵な時間を過ごすことができました
ロビーにはこのあたりで栽培されている栗が
こんなふうに置かれていました
秋ですねー
ところでこの果物、ご存じですか?
前夜の夕食のデザートででたのですが
あれ?なんだろうこの黄色の果物
トロピカルフルーツ?
主人はドリアンかなー…と
甘くでとろっとした感じです
宿の方にうかがったところ
ポポーです、とのこと
え?4人とも初めて聞く名前にとまどっていたら
わざわざ調理場からもってきてくださいました
ネット情報によると北米原産のバンレイシ科の果実で
日本には明治時代にすでに入ってきており
病害虫に強く、無農薬で栽培できることから
戦後は一時栽培が広く普及したそうですが
なぜかその後衰退して
今では幻の果実とまでいわれているとのことです
今度見かけたら買ってみようと思います
チェックアウト後、宿からさらに山奥にはいった
黒川温泉のはずれにある
すずめ地獄に向かいました
駐車場から400Mほど遊歩道をすすんだところに
あります
名前からして、箱根の大涌谷のようにあちこちから
湯気が立っているところを想像していましたが
広々とした原っぱという感じ
ただし硫黄のようなにおいはたちこめていました
これは亜硫酸ガスだそう
ここから吹き出る冷泉によって
すずめなどの小動物が
死んでしまうことがあるところから
この名がついたそうです
死骸がなくてよかった!
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